お伊勢参りとは
お伊勢参りは三重県伊勢市にある伊勢神宮に参詣することです。
江戸時代には、お伊勢参りがとても流行っていて、私たちの総氏神にもあたるため、仕事中に抜け出してお参りする「ぬけ参り」、平和な暮らしが出来るのもお伊勢さんのおかげという「おかげ参り」が流行りました。
そんな古くから愛されてきた伊勢神宮へ私もお伊勢参りに行ってきました。
本ブログのテーマからは外れますが、お伊勢参りに行かれる方の参考になれば幸いです。
近鉄特急でGO
東海道中膝栗毛の弥次さん、喜多さんは１４日間かけてお伊勢参りをしていましたが、近鉄特急を使えば約２時間半でお伊勢参りが出来ます。技術の進歩に万歳ですね。
伊勢市に到着
切符を買うのに手間取って、あやうく近鉄特急に乗り遅れそうになるハプニングはあったものの、無事に到着。優しく対応してくださった近鉄駅員さんに感謝です。
まずは外宮（げくう）から
外宮（げくう）は、豊受大神宮のことで、豊受大御神は、衣食住の恵みを与えてくださる産業の守護神だそうです。
伊勢神宮で行われる祭事は必ず外宮から始まることから、お伊勢参りも外宮から参詣するのがお決まりのルートになっているそうです。
外宮の案内板
外宮は大きく分けて、正宮（しょうぐう）と３つの別宮である多賀宮（たかのみや）、土宮（つちのみや）、風宮（かぜのみや）で構成されています。
奉納舞台と勾玉池
祭事が行われる奉納舞台。写真では分かりにくいですが、奥に菖蒲が咲いていて、とても綺麗でした。天候にも恵まれて良かったです。
いざ正宮へ
伊勢神宮の全体的に緑が生い茂っていて、マイナスイオンたっぷりの空間に、それだけで癒されそうです。
正宮
正宮の中は、撮影禁止でしたので、外観だけ。中では、祈祷を施されている方もいらっしゃいました。
正宮は、豊受大御神を御祭神とし、天照大神の衣食住を司る御饌都神として祀られています。
風宮
次に、風宮へ参詣しました。
級長津彦命（しなつひこのみこと）、別名級長戸辺命（しなとべのみこと）を御祭神とされています。
シナツヒコは、イザナギが朝霧を払うために吹いた息が風神として誕生した風の神様です。
農業には雨風は欠かせないので、私たちの生活に欠かせない神様です。
土宮
次は土宮へ参詣しました。
祭神は大土乃御祖神（おおつちのみおやのかみ）で、その土地を守るための鎮守神として、1128年に別宮に加わりました。
多賀宮
最後に多賀宮を参詣しました。
多賀宮は豊受大御神の「荒御魂（あらみたま）」を祀っています。
皇室では、この外宮では正宮と多賀宮のみを参行されるそうです。
おかげ横丁へ
内宮へ参詣の前に、お昼ご飯をいただくため、おかげ横丁へ行きました。
おかげ横丁の入り口では、可愛いニャンコがお出迎えしてくれました。
ランチ
わらじやさんでランチ。伊勢うどんと松阪牛牛丼、手こね寿司とお伊勢参りで食べたかったやつを全部いただけました。とても美味しかったです。
おかげ横丁では、飲食のほかにもお土産屋さんや、射的場や演劇などもあり、子どもも楽しめそうなスポットでした。
いざ内宮へ
おかげ横丁を抜けると、内宮へ行けます。
内宮の御祭神は、天照大御神で、私たちの総氏神になるそうです。
内宮の案内板
内宮も、正宮と、別宮の荒祭宮（あらまつりのみや）と風日祈宮（かざひのみのみや）で構成されています。
宇治橋
宇治橋は日常の世界と神聖な世界を結ぶ架け橋とされています。いざ神聖な世界へ！
御手洗場（みたらし）
伊勢神宮内を流れる五十鈴川が手を清める御手洗場になっています。水がとても澄んでいて、綺麗でした。
正宮
正宮は、写真が禁止されているため、外観だけ。
人がとてもたくさんいらっしゃいました。
御稲御倉
御稲御倉（みしねのみくら）は、神田で収穫された御稲が奉納されます。荒祭宮へ向かう途中で見れました。
別宮の荒祭宮と風日祈宮は、写真を撮っていませんでした。
内宮神楽殿
内宮神楽殿は、ご祈祷される方のみ入れるので、中には入りませんでしたが、私がイメージしていた伊勢神宮はこれでした。
内宮内の池
内宮にあった池が、写真にすると本当に綺麗に映し出されました。
四至神
お参りの時は分からなかったんですが、後で調べたら四至神（みやのめぐりのかみ）といって、内宮の神様の領域を守っている神様だそうです。
再びおかげ横丁へ
内宮も２時間ぐらいで参詣できて、帰りの電車まで時間があったので、お土産を買いがてらに、再びおかげ横丁に行きました。
写真は喫茶ロマンのワッフルアイスケーキで、とても美味しかったです。
伊勢といえば、赤福ですよね。順番待ちが160組待ちととても待ちましたが、食べれてよかったです。
そして帰路につく
帰りは伊勢市の地ビール、伊勢角屋ビールで乾杯。
なにわともあれ、無事に初お伊勢さん参りが出来て良かったです。
もっと良い参詣ルートがあるかも知れませんが、何かの参考になれば幸です。
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