
うつ病の諸症状
- さっきまでは楽しそうだったのに、急にとても疲れていて、憂鬱そうにする
- 目に精気がなく、まるで別人のよう
- LINEの返事がない
- あなたを含めて誰とも会おうとせず、家で塞ぎ込む
そんな時、「私のことを好きじゃないのかな?」「別れたいのかな?」と感じてしまい、あなた自身が強いストレスを感じて、落ち着かず、悩んでしまいますよね。
さらには、「わたしが鬱の原因になってるんじゃないか」「わたしが負担になってるんじゃないか」と思ってしまいます。
そんな時はどうしたら良いのでしょうか。
支える側の心の負担
うつ病のパートナーとの関係はとても強いメンタルが必要になります。
もちろん、パートナーを支えるために、何があっても別れてはいけない、どんな犠牲も払うべきということはありません。自分自身のために別れを選択するのも一考かもしれません。
大切なことは、自分自身がどう思っているのかが、大切になります。
深呼吸して、大切な人の優しさや温かさを思い出してみてください。
大切な人ともっと多くの思い出作りができることを、私は願っています。
このページを読んでもらうことで、支える側の無力感や孤独感が少しでも軽減されたらと思います。
きっと、うつ病を乗り越えた先にもっと強い絆が生まれているはずです。
うつ病のパートナーの心理状態
うつ病の症状は人それぞれ違いますが、うつ症状以外にも、将来が不安であったり、お金の心配があったりします。
また、例え症状が一度良くなったとしても、また同じパターンに陥らないか心配しています。
そんな心理状態なので、大切なパートナーに対して、「私では幸せにできないのではないか」「私から離れた方が良いのではないか」「愛しているし、一緒にいたいけど、これ以上巻き込むわけにはいけない」ということを考えてしまいます。
なので、急に連絡がとれなくなったり、LINEが既読にならなかったりするわけです。
そうすると、「他に良い人ができたから別れたいのかな」などと考えてしまいそうですが、あなたの大切な人は他に良い人を作るような人ではないと信じる事が大切です。
うつ病のパートナーのためにしてはいけないこと
残念ながらうつ病には次の3つの段階があります。
- 急性期
- 回復期
- 再発予防期
急性期には、声も弱くなり、あなたの愛情に対して反応できなくなります。
笑顔はもちろんのこと、表情自体なくなります。起き上がることすらしんどくなることもあります。
そんな大切なパートナーを見て、「助けてあげたい」「以前のように笑顔になって欲しい」「治してあげたい」と思うことは自然なことです。
うつ病のことをもっと知るということは大切です。自分に出来ることを探すことはとても良いことだと思います。
しかし、「うつ病を治す事」に注力し過ぎて、パートナーの行動や言動について干渉し過ぎないようにしてください。
あなたはパートナーの人間関係の一部にしか過ぎません。
「治そう」とはせず、パートナーの今の状態を受け入れて、あなたの愛をパートナーに伝えてください。
そうすることで、うつ病の症状が良くなる助けになるはずです。
大切な人を支えるために出来ること
部屋を綺麗にしましょう
もし、あなたがうつ病だったらどうでしょうか?
不安や怯え、無力感にさいなまれている時、他のことを考える余裕はないでしょう。
そのタイミングで、他人からアドバイスされても、「1人にして」「ほっといて」と思うはずです。
あなたが必要になるときはきっとありますから、その時を待ちましょう。
また、うつ病の症状があるときには、臭いや音、光でさえもイライラさせてしまう原因になります。
なので、部屋を清潔に保って、大切なパートナーが回復するのを待ちましょう。
急がず、心を落ち着かせましょう
うつ病の症状によっては、非常に攻撃的になったり、とりかえしのつかないような決断をしてしまうことがあります。
なので、そのような場合は出来るだけ心を落ち着かせて、重要な決断は先送りにするようにしましょう。
そうすることで、他人の意見が受け入れやすくなります。
そばにいて欲しいとき、言葉は必要ありません
いままで、LINEの既読もつかなかったのに、急にそばにいてほしいと言われることがあります。
うつ病は、あなたの存在自体を希薄にしてしまうことがあります。なので、大切な人に無視されると我慢できなくなる気持ちもよく分かります。
ただ、急に返信がくるということは、あなた自身の存在を認識し、必要としているからではないでしょうか。
うつ病も回復期に入ってきたからとも言えます。
パートナー自身の力でうつ病を克服する必要がある
先ほども書きましたが、あなたがうつ病を「治そう」とはしないでください。これはパートナー自身の問題であり、パートナー自身の力で克服する必要があります。
あなたが「治そう」とすると、結局あなた自身が傷ついてしまうことがあります。
重要なことは、安心できる環境を提供しつづけることで、パートナー自身の力で克服する手助けとなるということです。
うつ病の症状を完全に理解することは難しい
うつ病のパートナーを支えるために出来ることを書きましたが、うつ病の症状は個人差があり、完全に理解することは難しく、出来ることの正解はないです。
なので、うつ病に苦しむ大切な人の症状について、共感することが大切だと思います。
大切な人にとって、あなた自身もまたかけがえのない人なのではないかと思っています。
さいごに
前にも書きましたが、うつ病のパートナーを支えることは強いメンタルが必要です。
なので、あなた自身のメンタルを整えることが大切です。
大切なパートナーを支えるために、あなたの愛を伝えてあげてください。
あなた自身も決して独りではありません。
コメント
うつ病は完治の難しい病気です。周囲の方々のサポートも重要だと思いますが、難しい場面も出てきますよね。この記事はそんな周囲の方々の心の支えになっていると思います。
コメントありがとうございます!
誰かの心の支えになることが、このホームページの存在意義でもありますので、とても嬉しいです!ありがとうございます!
またいつでも遊びにきてくださいね!